フレッツ・テレビ伝送サービスと仕組み
ずいぶん古いサービスと技術の話になるが、フレッツ・テレビ伝送サービス(フレッツの光回線を用いて、IPを用いないでテレビの信号を伝送するサービス(RF下り片方向伝送))が、何気にすごいと、あたらめて気になったのでメモ。
調べてみると、以下ブログが技術面についてまとめてくれていたが、具体的な方式は載っておらず色々調べることに。
フレッツ・テレビのしくみ - KIMUKAZU blog
最終的に以下2つの技術情報から、フレッツ・テレビ伝送サービスとは明記していないものの、「FTTH による映像配信サービスに導入されている FM 一括変換方式(中略)最近の伝送帯域拡大対応開発」、「㈱スカイパーフェクトコミュニケーションズと協力して展開している光波長多重放送」とあり、期待する情報と考えられた。
ブロードバンドアクセスと FM 一括変換光映像配信システム
https://annex.jsap.or.jp/photonics/kogaku/public/38-05-gijutsu.pdf
FTTH発展に向けた光アクセスの動向─シンプルでスマートな光アクセスネットワークの提案
https://journal.ntt.co.jp/backnumber2/0705/files/jn200705004.pdf
ざっくりポイント
- TV(アナログ(停波済)、デジタル)の信号をFM 一括変換方式で変調し、光ファイバーで伝送する。
- 上記TV信号(1.55μm波長)とIP通信(別波長)を1本のファイバーに載せて送る。
- 利用者側では、ONU付近で、TV信号を分離し復調等実施することで、電波の形?で、TVに繋ぎ込むことができる。