Windows7の互換性技術のまとめ
互換性を維持するために、場当たり的な対応が必要になるのはある意味必然かもしれない。
それでも何とか互換性を維持するために、Microsoft社もいろいろと仕組みを準備しているが、あまりまとまった情報を見つけられなかった。
これから必要になりそうな雰囲気なので、Windows7 OSの互換性維持関連の情報をまとめてみた。
- XPモード解説
http://www.atmarkit.co.jp/fwin2k/win7/06xpmode/06xpmode_01.html
Windows7で導入された最終兵器。とりあえずXPで動くアプリは救済できそう。
特に64bit版Windowsで16bitアプリを動かすためにはこの手が必要。
- Windows7で実装されている互換性維持技術
http://www.atmarkit.co.jp/fwin2k/tutor/wcompat01/wcompat01_01.html
互換性テクノロジの「shim」の解説、アプリ側をうまくだましてあげる。
- 互換性データベースを作成して古いアプリを動かす。
http://www.atmarkit.co.jp/fwin2k/tutor/wcompat02/wcompat02_01.html
実際に古いアプリをWindows7で動かすまでの流れ。
http://satoshi.blogs.com/life/2006/04/windows95.html
話はそれるけど、XPよりも前のバージョンでの互換性の維持の話。(この時は16bit/32bitの問題も新たに発生した模様)
このWindows95開発に関わった大変興味深い、エンジニアの生の声がBlogに掲載されている。
この当時からメモリパッチ等、相当な方法を駆使して互換性を維持しているらしい。すげー!