「USB-Blasterもどき」をPIC/AVRライターが無い環境から作成する。
ここしばらく色々ありすぎて、バタバタしていたがやっと落ち着いてきたので、久々に更新することにした。
なんとなくFPGA/CPLDに興味を持ったが入門キットでも結構な値段がする。
安いキット(キットで約1,600円)はあるが書き込むための機材(USB-Blaster)が別途必要であり、結局良い値段になってしまう。
<MAX2 CPLDボードの特徴>
MAX2 CPLD
570ロジックエレメント(LE)、76I/OのEPM570T100C5Nを搭載
...(省略)
調べるとこの互換機を作っている方の記事を見つけたが、当方の環境にはこの作成に必要なPIC18F14k50にファームウェアを書き込めるライターが無い…。
・概要
USB-Blasterもどきの製作 - sa89a.net
AlteraのUSB接続JTAGインターフェース、「USB-Blaster」を安価なPICマイコンエミュレートします。
Alteraの純正ツールでCPLD、FPGAの書き込み、デバッグがUSB一本でできます。
そこで色々と検討した結果、以下順序でPICライターが作れるハズと、勉強がてら試してみることにした。
- hidspx内蔵のEGGライタ機能でHIDaspxを作成する(AVRライターを作成する)
→「http://www-ice.yamagata-cit.ac.jp/ken/senshu/sitedev/index.php?AVR%2FHIDaspx#content_1_15」を参考にした。
この方法を採用したのは、USBシリアル変換(秋月電子製)が利用できる点である。
- HIDaspx(AVRライター)でAVRにHIDaspxに書き込む。
→「http://www-ice.yamagata-cit.ac.jp/ken/senshu/sitedev/index.php?AVR%2FHIDaspx#content_1_6」を参考にした。
この作業が必要なのは、EGGライタ機能で書き込んだ場合、書き込み後のベリファイができないためである。
- HIDaspxでPIC(PIC18F14k50)に「USB-Blasterもどき」のファームウェアを書き込む(AVRライターでPICに書き込む)
→「PICspx - AVR etc」を参考にした。
これでPIC(PIC18F14k50)に「USB-Blasterもどき」のファームが書き込めた。