Androidエミュレータの進化

Androidエミュレータが進化している!


しばらくさわらないうちに機能追加だけでなく、高速化の改良も盛り込まれており使った感想を簡単にメモ。

  • x86ベースのイメージの提供(Android 2.3.3)
    • Intel Hardware Accelerated Execution Manager(R17)

さらにx86ベースではホスト側の仮想化機能を活用する事で、実機と謙遜がない速度でソフトを走らせられる。

NEXUS SC-04D(OMAP 4460)とMacbook Air(Core i5-2557M)の高速化されたx86のAVDはかなり近い数字が出ています。

http://blogs.itmedia.co.jp/kichi/2012/03/android-sdk-r17-f054.html

起動時間もすごい短くなってとっても快適です!スピードでは実機の代替手段として十分利用できそう。

      • 制限
        • VirtualBoxと干渉:VirtualBoxの機能に制約が発生してしまう点がちょっと残念。なんかいい解決案ないのかな?
        • GPU Emulatorとの併用NG:後述のSupport GPUとの併用もNGでした。
  • Support GPU(R18)

ICSで利用してみたけど、これも結構動作がスムーズになるなど効果がありかなり使える。

Revision 18はGPUサポートを含むAndroid 4.0.3 r2のシステムイメージを備えており、GPUアクセラレーションを使用できる環境ではエミュレータのパフォーマンスが大幅に引き上げられ、ARMインストラクションを変換しながらも高速かつスムースにAndroidが動作する。

http://news.mynavi.jp/news/2012/04/10/037/

他にも浮動小数点演算周りのエミュレーション速度を向上させてるみたい。

Hardware floating point operation has been available for system images since Ice Cream Sandwich (Android 4.0)

http://android-developers.blogspot.jp/2012/04/faster-emulator-with-better-hardware.html