HTML5で作ったHiWikiMini 0.3 Release


しばらく更新できずにすみません。


またもやドタバタモードに突入し疲れ果てていたのが原因か、ここしばらく更新する気力が吹っ飛んでいました。


少しづつ回復してきたので、たまってしまったネタを書いていきたいと思います。
(また、遅くなりましたが頂いたコメントで回答できていないものも逐次回答していきます。)


さて、HTML5の勉強/実験がてらHiWikiMiniを機能強化してみたのでその紹介です。


今回はスタンドアロンで動作する点はそのままに、私が欲しかったファイル(画像)添付機能をつけた点がポイントです!


HiWikiMini


従来、ローカルにあるファイルをWebアプリに渡すためにはCGIを利用するためWebサーバが必須でした。


今回は、HTML5で追加されたFileAPIを利用することでWebアプリ単体(サーバー不要)でローカルファイルを扱えるようになりました。便利ですねぇ〜!

  • 機能一覧

ページ編集(作成、編集、削除、一覧表示、ヘルプ)
利用可能文法
WikiNameリンク [Name]
外部リンク Name|http://
リスト表示 -Text
画像添付機能 (attach(FileName))
(Wikiのトップページに画像を利用していますが、これも予めHTMLに組み込んでいるんです!)

  • 利用している技術

具体的な利用シーンやコードとの対応は気が向いたら書くかも。

..etc

  • 対応ブラウザ
    • Firefox 3.6.x(動作確認済み)
    • Google Chrome(アップロード機能に制限あり、"--allow-file-access-from-files "オプションで回避可能なはず)

JavaScriptにおけるローカルファイルアクセス権限のポリシー
http://feather.cocolog-nifty.com/weblog/2010/05/javascript-e781.html

  • 以下余談

HTML5の実験していてふと思ったのが、「日常使うアプリってHTML5&JavaScriptでほぼ実現できなくね?」と。

特に、HYML5で並行処理(Worker)も可能になりFileAPIやLocalStorageでデスクトップとの壁も薄くなりました。

このHTML5でどこまで通常のアプリに近づけるのか?可能性を試すために作ったのがHiWikiMiniです。


今回、ファイルアップロードが実現できたことでほぼ実証できたと思います。これからは、HTMLで書かれたアプリが広がっていくかもしれません。

  • おもいつき

さて、ここまで来ると次の問題が見えてきました。それはアプリの配布方法です。Googleの「Chrome Web Store」も手段としては面白いと思います。


ただ単体でもアプリを配布できるファイル形式を作れば面白くね?と思うわけです。名前を付けるとしたらHTML5Applet(HTML5アプレット)でしょうか?誰か作らないかな?